ロイヤルナイツで格付けチャレンジ 前半戦

ここはロイヤルナイツの格付け広場会場。

日頃からロイヤルナイツさんはデジタルワールドでの常識や

デジタルワールドでの礼儀作法を怠っている

のでは?という意見を出されたしまった為にロイヤルナイツの一員の一部を

選抜して格付けチェックをすることにしてみたぞ。 byガンクゥモン

 

ちなみに某番組同様これにはいくつかの段階があり、

一流ナイツ>二流ナイツ>三流ナイツ>そっくりさん>映像オールデリート

の五段階!さあ君の推しナイツは一流ナイツを保てるか!

 

<会場前にて>

 

「格付け……だと?

おのれガンクゥモン!はめやがったな!」

 

アルファモンからただならぬ殺意を感じる。

どうやらガンクゥモン主催の

「ロイヤルナイツで格付けチャレンジ」

に選ばれてしまったそうだ。

 

「あまり焦ると不正解になって、

そのうち映像デリートされるらしいのことだ。

ここは冷静に落ち着くべきだ、アルファモンよ。」

 

クレニアムモンは冷静だった。

というか彼が今まで焦っている場面が見当たらないが、

今回の格付けチェックでみれるかもしれない。

 

「と、いうより我輩のような図体の大きいロイヤルナイツ

は消すのが難しいと思うぞ」

 

エグザモンも、今回の格付けに参加するそうだ。

ちなみによくみたら、ガンクゥモンは主催なので

基本的に12人のロイヤルナイツが

この格付けに出ることになったそうだ。

 

チーム分けしよう!

 

「ではそれぞれ2人1組になって、チームをくみましょう!」

 

ガンクゥモンの弟子であり、

本計画の協力スタッフである

シスタモンブランがそう説明するとチーム分けが決まった。

 

ちなみにこうなったそうです。

 

オメガモン&アルファモン チーム名「王道ナイツ」

ロードナイトモン&クレニアムモン チーム名「薔薇と槍」
エスモン&マグナモン チーム名 「おじや」

エグザモン&ドゥフトモン チーム名 「乗り物」

デュークモン&アルフォースブイドラモン チーム名 「VとD」

デュナスモン&スレイプモン チーム名 「むっつりスケベ」

 

なお、このチーム名はシスタモンノワールが考えたらしい。

明らかにデュナスモンとスレイプモンのチーム名が悪意あるような。

 

 

聖騎士育成計画【第1話−僕とガンクゥなおやじ】

この物語は神谷別西卜による小説です。

公式ではなく、ファンが作った小説ですのであしからず。

 

 

ここはデジタルワールドの最北端の荒野。

ヒィヒィと成長期デジモンの悲鳴が聞こえる。

そう、ここはデジタルワールドの中でも最も過酷と

言われている荒野エリアで、弱肉強食の世界とも言える…

 

不幸なことに、ここの荒野に迷い込んでしまった

成長期デジモンがいた。そうそのデジモンの名前は

「ハックモン」、まだ幼き成長期のデジモンだ。

 

「どうしよう、このままじゃ…殺される!」

 

どうやらハックモンは昼ごはんに食べていた果物を

うっかり落としてしまい、その果物を探そうと

あちこち回っていたところ嵐に巻き込まれて、

ここの荒野に彷徨ってしまったそうだ。

 

まだ幼きハックモンの目の前には、

口からよだれを垂らしている不気味なデビドラモン5匹が

そのハックモンの周りを取り囲んでいた。

 

「小僧、大人しく俺達のターキーになりなぁ」

 

「やだ!死にたくない!」

 

デビドラモンがハックモンに襲いかかったその時!

 

「弱いものいじめはこのロイヤルナイツのガンクゥモンが許さん!

ちゃぶ台返し!」

 

「うわー!!」

 

ハックモンの目の前におじさんの姿をした究極体デジモン

現れ、必殺技の「ちゃぶ台返し」でそのデビドラモン達を

消し去ったのだ………それは一瞬でおきたことだった。

 

「大丈夫か?少年」

 

ガンクゥモンからみれば成長期のデジモンは皆少年

のような感覚らしい。

 

「ありがとう、ガンクゥモン。」

 

ハックモンはガンクゥモンに感謝した。

そしてハックモンの頭の中にはとある感情が

芽生えていたのだ。

 

「ガンクゥモン…」

 

「なんだ?少年よ」

 

「俺、強くなってロイヤルナイツの一員になりたい!」

 

そう、それはハックモンの夢だった、

するとガンクゥモンは優しくハックモンの頭を撫でると

 

「道は険しいぞ…ついていく自身はあるか?」

 

と問いかけた。

そしてその日から、

成長期ハックモンが聖騎士「ロイヤルナイツ」の一員

を目指す物語が始まったのだった。

 

 

 

あとがき

 

次回はシスタモン姉妹が登場予定。

ライトな感じでサクッと読めそうな感覚の小説を目指しているので、

書いていて新鮮な気持ちー。ひさびさにカッコいいガンクゥモンが

書けてよかったです(笑)